daybreak43: 2021

2021/12/30

2021年も終わりですね

 すっかり投稿もご無沙汰してしまいました。3ヶ月も手を動かしていませんでしたので更新サボってしまいました、この間も訪問いただいた方には申し訳なく思っています。
さて、年末ということで、この1年を振り返ってみて1番印象深かったことは、4月には長男が進学のため上京したことが1番かな。入学したもののコロナ禍のため、オンライン授業だったり対面授業だったりと夏までは子供もそうですが親も随分振り回されてしまいました。おかげで今までより東京に行くことが増えたはずなのにアパートに行っても掃除してそのまま帰るってだけだったのがもったいなかったですね。せっかく行くのだから色々な所に行ってみたかったですね~。

で、キット製作の方はというと、お題のために作った312Pが完成した直後から仕事が急に忙しくなってしまい、全く制作意欲がわかず今まで来てしまいました。これまで数年全く完成していなかったことから考えればそれでも1作でも完成できたことが嬉しかったです。キットはキットとして眺めているのも楽しいですが、やっぱり完成させてこそかなと改めて思いました。

そんな中で色々と考えたんですが、これまで作るにあたっては、その時できる自分にとって最高の技術を注ぎ込んで作りたいという思いで臨んでいたことが実は、完成を遠のかせていたと改めて気づきました。結構妥協もして来ましたが、妥協しなければなおさら完成させられなかったことになります。そこで作る目的は何なのか改めて考えてみましたが、渾身の一台を作りたいのか、それともたくさんの完成品が欲しいのかと考えたときに、私は、たくさんの完成品に囲まれていたい、眺めていたいということに気が付きました。どんなに完成度が低くても自分が手をかけて作ったものがたくさん欲しかったんだ、と気づけたのでこれからは肩の力を抜いて気楽に作っていきたいと思いますので、今までよりは手が動くようになるかもしれません。

新年を迎えるにあたりマットを新調しました。新年からはもっと完成させることができるようがんばります。

それでは皆さん良いお年をお迎えください。


2021/09/30

Ferrari 312P NART LE MANS 1974 完成

 Ws43さんの恒例企画「みんなで作ろう」のお題目ル・マンの車として選んだ312Pですが、締切である9月30日ギリギリで完成しました。

遡って見ますと、前作の911スピードスターの完成から約5年経過しています。腕が落ちているのは言うに及ばず、それより目が相当見えていないことでかなり苦労しましたね~。もう削ったり組んだりカンですよカン。

自分の衰えもひどいものですが、ミニレーシングのキット、これも相当ひどいものでだるいフォルムをそれっぽくするのに一苦労、左右も揃ってないし。キットのデカールは黄ばんでいたので予備として仕入れていたFDSのデカール、これにもやれられました、印刷はきれいなのに溶剤にめちゃくちゃ弱くてクリアでしわしわ、軟化剤でデロデロ。ゼッケンはFDSですが画像ではわかりませんがシワシワ、古いキットはやっぱり信用できませんね、それなので今回はラッカークリアを噴くのみでウレタンクリアは噴いていません。古いキットはやっぱり信用できませんね。

前回のエントリーが7月19日ということで、完成までの間更新をすっとぼけていたので、その後の工作について改めて内容を書いておきます。

○バックミラー・サイドミラーの自作
○ロールバーの自作
○ダッシュボードの自作
○シフト周りの自作
○消化器の自作
○インテリアの床とサイドシルをアルミ板で再現
○シート後ろのキルティングの再現
○給油口等のキャップをアルミで自作
○Zモデル製シートベルトを使用
○ナンバー灯の自作
○エグゾーストパイプの自作
○テールランプの自作

7月19日以降の工作と入っても実際には9月のお彼岸以降ですので、自分でも信じられないくらいの怒涛の制作スピードでした、まったく今まで何やってたんでしょうね(汗)。

出来が悪くても1年かけて手をかけていれば嫌が負うにも愛着が湧くものでへんてこな車ですがかっこよく見えてくるので不思議です。






Basekit:MINIRACING

マイナーな車を作るということは、人と被らない代わりに参考となる画像も極端に少なく、出てきたとしても同じものばかりです。今回もマイナー車なため、内装やリアまわりの画像が全く見つからず、同年代の同じようなフェラーリ車を参考にしたり想像で作らざるを得ませんでした。特にエンジン周りはキットにも付属していませんでしたので、Ws43さんからエンジンキットを頂き非常に助かりました。改めてお礼申し上げます。完成させたのでいくらかお返しになりましたかね?。

これにて312Pの製作記は終了となります。飽きずに見ていただいた方には感謝申し上げます。


2021/09/25

2021/07/19

クリアを吹き付けました(その1)

 梅雨が明けましたね、子ツバメもすっかり成長しあっという間に旅立って行ってしまいました、来年も来てくれないか今から楽しみです。

ツバメが飛び立ってようやく塗装する許しを得たのでラッカークリアを吹きました。古いデカールなのでどうなるか様子を見ながら、ちょっと濃い目を、ちょっと遠くから吹いてみました。

ボディはまずまず。


問題はリアウィング。加減していたにも関わらずしわしわになってしまいました。メタルの地肌に直接貼ったこと、糊が弱かったことが敗因だと考えています。ここはやり直しです。

2021/07/03

塗装ができないので他のことを ヘッドライトの制作。

気がついたら一ヶ月も更新してませんでした。

デカールが貼り終えたのでクリア塗装しようと思ったらカミさんから待ての指示。私の部屋から塗装ブースの排気ダクトが出ている側にツバメが巣を作りまして、毎日夫婦して生育を見守っているのですが、塗料の匂いは自然の動物が嫌がるだろうから、ということで。今年は梅雨入りが遅かったんで6月上旬ならまだ塗装できたんですけどね~。子ツバメの巣立ちを見届けてから改めて塗装は行いたいと思います。

さて、そんなわけで他になにかできないかと色々思案して、内装なんかに手を付けはじてはみたものの、さすがマイナーな存在、内装の写真なんかろくなものが出てきません。それなら他のキットでも手を付けるかなんて考えて色々箱を開けてみてはしまったりの繰り返し。

結局、遠回りしていては期限までに完成しない、と我に返りこの車を少しでも進めなければと思い直しヘッドライト周りを進めることに。

簡単な方法はZモデル製のものを使っちゃうのが手っ取り早いのですが、なんかもったいなくて(笑)。そのためのアフターパーツなんですが、貧乏性のため販売していないとなると急にもったいなくなります。

それなので今回は久しぶりにヘッドライトを自作することにしました。

5ミリのアルミ棒から本体を旋盤加工。透明カバーは塩ビ板をポンチでくり抜き

いつ買ったかどこの100均で買ったかも覚えていないネイルアート用のなにか、コイツをバルブに見立てます。
組み立ててみればご覧の通り、バルブの表現としてはちょっと大きかったですね、自作なんで所詮こんなもん、それでもボディ一体のものよりマシだと思います。

次は内装をやっつけようと思います。


2021/06/06

タイヤとホイールの組み付け

 梅雨入りするのかしないのか、はっきりしない天気が続いていますね。


今回はホイールとタイヤを組み合わせました。

SCALA43のアフターパーツ、ホイールは中央に出っ張りがありますので削り落とします。


タイヤは以前投稿した気がしますが、ABS丸棒から旋盤でひいたもの。キット付属のデカールにはタイヤメーカーのロゴは入っていませんでした、スペアのFDSの方にはありましたので貼ってみましたが、デカールが大きくてなんかくどいですね。無いよりはマシと思ってそのまま使いました。

貼ったあとにタイヤ全体に半ツヤクリアーを吹いてタイヤ表面とニス部の艶を揃えたつもり。



プラ整形のホイールに金色が塗られていましたが、ぬりが甘いので自分で塗り直し。使ったのはフィニッシャーズの赤金、これを使ったのには意味はなく、たまたま家にあったからという単純な理由です。



2021/05/29

デカール貼りも一苦労(その2)

デカール貼りの続きです。やっぱりミニレーシングのデカールは白やニス部の黄ばみが目立ちます。
NARTのところの変色は切り分ければ目ただなくなったのでしょうが、バラすと均等に貼るのが難しくなると思ったので今回はパス。BPのデカールはFDSなので黄ばみはありませんでした。

黄ばみのないFDSのゼッケンサークルは直径12ミリ、これをボディサイドに貼ると大きすぎてはみ出してしまうため、急遽取り寄せ。
11ミリを合わせてみたらぴったり、たかが1ミリの差が43では大きく影響します。ゼッケンナンバー1はFDSから切り取って貼り付け。
他のデカールも大きくて貼れないところはギリギリカットして貼りました。
リアウィング付け根にBPがまたがります。本来ボディと一体のパーツですが分割しましたので、仮組後貼ったデカールをカット。

ようやくデカール貼りが終わり。疲れました。

2021/05/22

デカール貼りも一苦労(その1)

 このキット、形がいびつなだけでなく、デカールも大変なことに。

黄ばんでいるのは古いからメーカーのせいではないのですが、全体的に大きい、考証もところどころおかしい。

それなので、FDSのスペアデカールを手に入れてそれを使うつもりでいました。安心とゆうか油断してました、これがあれば大丈夫だろうと、だから真っ赤に塗りました。でも、青白のストライプが不足してるんですOrz リアカウル用のストライプがありません。気がついていれば赤を塗るときにマスキングしておいたんだけど、やり直す気力はありません。

近道なのか遠回りしているのかわかりませんが、仕方がないのでホワイトデカールを調達しました。そう思っていたら透明でしたorz またやらかした~。

気を取り直してホワイトデカールを再注文、こんなことやってるから制作がどんどん遅れるんです。

そしてこんなものを準備しました。

同じ幅にカット。このデカールは初めて使うので様子がわからなかったのですが、そのままでは台紙から剥がしたときにとろけてしまいます、説明書きにもその旨書かれていました。よく読まなかったので1本溶かしました。それなので慌ててあとの2本にクリアーを上塗りしました。


で、貼ってみたら、白がかなり薄いのでゼッケンと比較しても一目瞭然ですorz 2枚貼りする必要があるんでしょうが、そうすると厚みが増すのでそれは避けることにしました。ノーズのNARTはキット付属のもの、黄ばんでます、FDSのは一度貼ったんですが、やり直そうと思って台紙に戻したら剥がれなくなり挙げ句バラけてしまいましたorz

ボディサイドにゼッケンを貼ろうと思ったら大きすぎ。

もう色々ありすぎて疲れました。

続きはその2で。

2021/05/15

エンジンパーツが届きました。

 前回は実車の整備の話でお茶を濁しましたが、キット製作が進んでいないのには色々訳がありまして、それは次のエントリーでお話ししたいと思います。

さて、以前にもエンジンがなくて見栄えが悪い話しをしました、なにも解決していないまま遅いながらも作業は進んで問題を先送りにしてきました。

そんなさなか先日Webspace43さんから、「エンジン譲るよ」っていうありがたい申し出をいただきまして、本日仮合わせをしてみました。

まずはキットのままで仮合わせしてみます。ファンネルは板状のパーツにはめる感じ。
仮合わせなので揃っていないのは勘弁してください。

台座のパーツを黒く塗ってしまえばそれまでか。

ただし後ろから見るとガランドウ、デフもなんじゃこりゃ状態。

頂いたエンジンパーツ、元は何のエンジンですかね、水平対向かと思ったらそうでもなさそう。
やっぱりこっちのほうが全然かっこよい!。ファンネルがちょっと密な状態な気もするのでここはなんとかしましょう。


後ろから見てもやっぱりこっちのほうが全然良い!。あとはエキゾーストパイプが付きますからそれなりに見れるようにはなりそうです。

まだ仮合わせで色々と辻褄が合わず調整が大変そうですが、せっかく頂いたパーツですからガンバって組もうと思います。

改めてWebSpace43ありがとうございました、また制作再開される日を待っていますよ。

2021/05/09

今日は1/43ではなく1/1の車いじりの話し

ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいました。新型コロナ感染を警戒しどこにも遊びには行かず、ちょっとした買い物に出ただけでほとんど家から出ないで生活していました。さぞ模型がはかどったのでは思われそうですがこれがちっとも進んでいません(汗)。時間があればあったで家の用事を言いつけられますしね。

そんなGWですが、カミさんの車のエンジンオイル交換を行いました。いつも私の車と同時にこの時期に交換していますが、急な来客がありカミさんの車しか交換できませんでした。いつもGWの頃って風が強いので天気を見ながらやっているのですが、今年はずっと風が強くて私の車をやろうと思っていても強風で断念。なぜ風が吹くとオイル交換をしないのかというと、オイルを抜くとき風に煽られてオイル受けの外に飛び散って周りを汚してしまうからなんです。

さて本題、改めて昨日(8日)になってようやく私の車も交換することができました。


ボンネットを開けてびっくり、強風続きだったのでインタークーラー上やワイパー前のカバーにも葉っぱが沢山入ってしまっていました。これだから青空駐車場は嫌なんだよな~。

ジャッキを使うのは面倒なのでスロープに乗せて嵩上げ。なかなかうまく写真が撮れなかったのでこの時点でオイルはかなり抜けてます。自分で交換するようになって最初の一度だけ上から抜いたことがありますが抜ききれずかなり残ってしまったので、自分でやるなら下抜きが気分的にも良いと思います。

今回はエレメントも交換しました。1年前にメタル触媒に耐熱バンテージを自分で巻いたので心配してましたが、ほつれもなく一安心。

色々なオイルを試すのも楽しいですが、最近はペール缶で買って夏用と冬用それぞれ固定の銘柄のものを入れるようにしています。このほうが安く済みますしね。ただ、いつまでも缶の中に残っていると劣化するのではないかという意見があると思います、エンジンの中で高温になるのならともかく、常温で保管されている分には急速な劣化はないと個人的に思っていますがどうなんでしょうね。

子供の通学の送迎が終わったので次に交換するのは12月はじめになりそうです。


2021/04/25

ようやく赤くなりました。

ゴールデンウィーク目前でまたしても非常事態宣言が出てしまいましたね。小池都知事ではないですが、全然楽しくないゴールデーンウィークになってしまうのでしょうか、特別外出したがる方ではないのでこの1年ろくに遊びに行くこともなくとも特にストレスにも感じていないのですが、これまでできたことに制限がかかるのは嬉しくはないですね。

さて、312Pはようやく赤く塗る事ができました。

今回使った塗料はフィニッシャーズのピュアレッドです。これを使ったのには特に意味はなく、とりあえずあった赤がこれしかなかったというだけです。しばらく使っていなかったら内蓋がばらばらになって塗料の中に落ちていました。こんなことは今までなかったことです。

塗ったは良いですが、今日は風があったせいか、かなりホコリを付着させてしまいました。ホコリを削り取ってもう一回塗る予定です。次の更新でデカールが貼れているかな?。

2021/04/17

下地のピンクを吹きました。

 またしても久しぶりの更新になってしまいました。

毎度の言い訳なのですが、長男の大学通学のための引っ越しのカタがついたと思ったら、勤め先が多忙になってしまいました。もともと仕事は勤めの方も家業も3月4月は忙しいのですが、今年はどちらもめちゃめちゃハードで、趣味に時間を割く余裕がなかったです。自分の要領が悪くて仕事が進まないのなら改善のしようもあるんですけどね~。愚痴っても仕方がないですね。

長男の大学は対面授業するということで、東京に引っ越しさせましたが、ここに来て感染者数が再び増加傾向となり今後学校はどうするのか心配なところです。食べることについては自分でどうにかできるように仕込んでおいたのであまり心配していないのですが、新型コロナとどう対峙するか、離れていればどうにもしようがなく、本人がどうにかするしかないとわかっていて送り出したものの、やはり親としては心配です。

さて、模型の方ですが、赤の下地色としてようやくピンクを吹くことができました。

なんかここまで来てあちこちアラが見えているのでやり直したい気持ちもあるのですが、とにかく完成させたいのでこのまま突き進んでしまおうと思います。

まだまだ先は長いな~。

2021/02/28

下地のホワイトを吹きました。

 暖かくなって来るとスギ花粉が飛びます。

花粉症には辛いシーズンの到来、コロナ予防で外に出てもマスク、家の中でもマスクをしてないと鼻水が止まらなくなります。ヒノキ花粉にも反応するので、私はゴールデンウィーク明けまで症状が治まりません。昨年はまだ病院のお世話にならずに済んでいたのですが、どうにも症状がひどくて、寝ていても鼻の奥がツーンと痛くなって鼻水も止まりません。夜も眠れないのでこのままではいかんと思い病院に行って薬を処方してもらいました、普段ほとんど病院のお世話にならずに済んでいるんですけどね~。

さて、いい加減サフとパテを盛ったり削ったりが嫌になったので、とりあえず軽く下地の白を吹いてしまいました、どこかで見切りをつけないと終わりそうもないので(汗)。

今回はリハビリなのでとにかく期日までには完成させるためにも細かいことには目をつぶって前に進みます。

3月になると仕事が忙しくなるし、休日は子どもの引越し準備で模型に触っていられるかどうか心配です。


2021/02/21

ぜんぜん進んでないです。

まだ2月だというのに気温が20度、例年だとこの時期は一番寒いうえに雪が1、2回は降るんですけどね。温かいのは体に負担がかからないのでありがたいのですが、こうも季節がずれていると気候変動による影響がますます心配になります。

さて、タイトルどおり、ここのところ全く模型に触れていないのですが、それには訳がありまして、春から長男が東京に引っ越す事になりました。

住むところがなかなか決まらなくて物件探しに随分時間を費やしてしまいました。本当ならきちんと物件をこの目で見て決めたかったのですが、新型コロナにより非常事態宣言下の東京へ行くことにためらいがありました。それでも今は良い時代でして、間取りだけでなく外観や部屋ごとの様子がネットで確認できます、ウェブ内見なんてのも可能です。グーグルマップやアースも使って色々な条件であれこれ見ていると、見れば見るほど決まらないという悪循環。親の財政力の無さを理由に一部我慢を強いることになってしまいましたがまぁまぁのところに落ち着くことができそうです。

そんなことであまり進展が無いのでエントリーもはばかられたのですが、このままではフェードアウトしてしまいそうなので無理やり更新しました。


相変わらずパテを盛っては削るを繰り返し、あと1回サフを噴けば色乗せに移れるような気がします。

実は、進んでない理由は他にもありまして、まずはこのホイール、リムはガタガタ、キャストが悪くスポークに穴が空いてます。歪んでいて真円にもなっていません。


仕方がないのでアフターパーツのホイールを使いたいと思います。もったいない気もしますが、本来こういうときのためのものなのだと思いますので。

SCALA43のパーツを持っていたのでこれを使いたいと思います。


で、最も頭を悩ませているのが実はこっちです。

このキットはもともとエアファンネルの再現はあるのですが、エンジン本体は全く再現されていませんorz 

エンジンルームはどんがらです。

どこかにこのエンジンのキットでもあればと探してみたところ、1973年にル・マンに出場した312PBが3リッターなので同じかと思いきやPBは水平対向エンジン、作ろうとしている車はV12で違います。ル・マンのフェラーリという書籍には古い312という表現をしているので、おそらく1969年の312Pがベースなんだと思います。ちょうどこの本の表紙のクルマですね。こちらもマイナー車種なのでエンジンキットなんて見つかりません。この件については解決策が見つかりません、万事休す。

2021/01/30

気になるキットが発売されてます。    1/43 911Carrera RSR Turbo

 キット製作が進まないので、購入キットのレビューしたりしてごまかしております。

さて、今日は、気になるキットが販売されますので投稿しました。

↓うまく飛ばないのでこちらをクリックしてください。↓

1/43scale Multi-Material Kit : 911 Carrera RSR Turbo

この車のキットは、スターターとAMRを持っている気がしたので、棚を漁ってみたら出てきました。

これはスターターのキット、カーナンバー22の方です。

そしてこちらはAMR
これはデイトナ仕様なので実際には仕様が違うのですが、おそらくデカールが違うだけでカーナンバー22と同じだと思われます。

この車は、これでもか!と広げられたリアフェンダーや巨大なウイングが特徴的ですね。フォルムの捉え方がそれぞれ違うのが1/43キットの面白いところですね。まだ、詳細はわかりませんがヒロのキットがどのようなキットになるのか非常に楽しみです。

これが出るならモビーディックやフラットノーズが出たりしないですかね、ぜひお願いします。

気になるキットを片っ端から買うわけには行きませんが、こうやってキットが出てくれることに感謝しありがたく購入させていただく予定です。



2021/01/24

ホビーデザイン/アルファモデル     1/43PORSCHE SINGER(964) キットレビュー

相変わらず寒い日が続いておりますね。例年ですと1月より2月のほうが寒さが増しますので光熱費が心配になります。こちらでは普段あまり雪は降らないのですが、昨晩から今日の昼にかけて雪が降りました。家からスキー場まではそれほど遠くないので行こうと思えば行けるのですが、コロナを警戒すればおいそれとでかけて行くわけにもいきません。色々行動を制限していますので鬱憤が溜まります。巣ごもり生活をしてると、通販で余分なものを買っちゃうんですよね~、家にいれば小遣い残るかなと思ったけど逆でした。

さて、そんなわけで最近面白いキットを買ったので、久しぶりにレビューをしたいと思います。

ホビーデザインもアルファモデルも聞いたことが無いキットメーカーで、1/43キットとしては初めて出したみたいです。

そしてシンガー911というのも実はよく知らないのですが、メイクアップさんも完成品を出したりしていますので認知度は高いんでしょうね。比較的新しい車体を古い仕様にリメイク?して、古く見えるけど中身は新しいということで安心感があるのでしょう、よくわかりませんが、この車は964ベースですが細部は901のようになっているようです。なんでも964が生産数が一番多いのでそれをベースにしているというようなことをどこかで読んだ気がします。

このキットの存在は名古屋の専門店さんで扱っているのを知っていたのですが、気がついたときにはすでに再入荷待ちになっていてそちらで購入することができませんでした。そんな中で、ちょっとご縁があり購入することができました。でも届いたときにはすでに箱が歪んでいました(苦笑)。

気を取り直して早速中身を見ていきます。

どうやっても光って白っぽくなり写真がうまく撮れなくてすみません。
一見するとスターターやプロバンスのキットに見えますが、細かいディテールは繊細です。窓は外張りなのでその分段が落ちています。スジボリも細くきれいです。
シャシーは珍しく裏側が再現されており、このへんはルネッサンスっぽいです。内装フロアとリアシートが一体となっていますがシャシーとは別パーツです。ただ、シャシーについては薄すぎてすでに反りが出ています。フロアパーツも薄すぎて透けています。

細かいパーツがレジンなんですが気泡の混入も無いですしきれいに抜けています。ここまで細分化されていると塗り分けが楽で良いですね。


ウィンドウパーツ、枠が印刷済みなうえすでにカット済みです。イマイチ透明度が無いように見えますが、両面に保護のフィルムが張ってあります。保護の意味ではありがたいのですが剥いだときに糊が残らないか心配です。
エッチング、こちらも保護フィルムが両面に貼ってあります。

こちらもエッチング、シャシーのパーツが有るのにこれはどう使うのか、貼り付けて補強するのでしょうか。こちらも保護フィルムが両面に貼ってあります。

デカールは色々ありますので色違いを再現でできます。

フロント、リアの補助灯火類は、基部は別パーツでカバーは透明レジン、ヘッドライトも基部はレジンでカバーはバキューム、メタルインレットで車名を再現、このへんは昔のキットには無かったですよね、1/43としては目新しい表現方法だと思います。昔、タミヤのキットに入っていたのを見て「すげー」と思っていました。カット済みのウィンドウもそうですが、今ではガレージキットメーカーでもそういうパーツが用意できる時代になったんですね。

タイヤはパターンが入っています。結構柔らかいですし、ホイールにはめてもきつくないので後々割れるようなことはなさそうです。

説明書はこれだけ、細かい部品の取り付く位置については細かい説明がありません。どうせ実車の画像を探してきて参考にするからいいんですけど。

軽く大雑把に見てきましたが、総じて良くできたキットとだと思います。ここまで細分化され再現度が高いと作る側としてはいちいち削り取ったり作り直したりする必要が無いのは非常にありがたいです。

このメーカーのことはよく知りませんが、今後も続けてキットを出してくれることを期待したいです。