daybreak43: 4月 2015

2015/04/25

MASERATI Tipo151/3 Le Mans1964 製作開始

チシタリア202CMMの製作が終わったので次の車に行きたいと思います。
チシタリアが完成するちょっと前から次に何を作るか考えてはいたのですが、これがなかなか決まらないまま時間が過ぎてしまいました。
作りたいものがたくさんあるのですが、技術的な問題やモチベーションだったり、箱を開けては閉めてを繰り返してきました。
はじめはポルシェのピンクピッグにしようと思っていたのですが、完成品の棚を見ると結構ポルシェが多い、フェラーリも結構ある、メジャーどころはつまらない、かと言ってマイナーな車はチシタリアで終えたばかり。

そんなこんなでようやく決めたキットがこれです。
AMR製 MASERATI Tipo151/3 Le Mans 1964 №2
箱を見てもらえればお分かりの通りあまり状態は良くなくて、開封済みの着手品を手に入れたものです。
車は1964年のル・マン24時間レースにマセラティ・フランスから出場した車で、最高時速315キロに達したそうですが、9時間目にリタイアしています。

インストに1983年と書かれていますのでキットになってからすでに30年以上経過していることになります。

このころのキットはエッチングパーツは最小限でほとんどがホワイトメタルとなっています。
パーツも少ないですね。
 プロポーションはもともとこの車は変な格好をしていますが、さすがルフと言ってよいでしょう、ボリューム感満点で迫力が有ります。
同じような形をしたフェラーリ250GTブレッドバンは1962年のル・マン24時間耐久レースに出ましたがこちらが出場したのは1964年で、形状がかなり似ていますので同じ空力的な考えにもとづいて作られたのだと思われ、このへんも面白いところです、いずれ並べてみたいものです。調べているうちにこの車もブレッドバン同様ドローゴが設計したとのこと、どうりで似ているわけです。

フェンダーアーチ内やシャシが当たる部分がすでに削られていました。

 バキュームパーツは変色が進んでいるので作りなおしかな~。ヘッドライトカバーも切り出しされていましたが変色してしまっているので使えないですね。
ホイールとタイアはスペアが車載されていることから5セット有ります。スペア用のホイールはメタル製ですがここは他のものからコンバートする必要が有りますね。


デカールは使えそうですがこれは水につけるまでわからないです、ラインは塗り分けすることになるでしょう。

この車は比較的有名なのではと思って検索してみるとこれがまたしてもズバリそのものの画像が出てこなくて細部がわからない(またこのパターンかOrz)ので苦労しそうな予感が多分に有ります。
また、最近仕事がますます忙しくなってきているので一体いつ完成させられるのか、完成までこぎつけるのかさえわかりませんがとりあえずスタートしてみます。

2015/04/19

CISITALIA 202CMM AERODINAMICA SAVONUZZI 完成

お手軽に、あまり手をかけず簡単に完成させるはずが気がつけばえらく時間だけはかけたという印象で、完成までに7ヶ月もかかってしまいました。

久しぶりに完成させることができ、良かったところ悪かったところ色々有りますが、完成させることができたっていう満足感に浸っています。出来不出来にかかわらずキットが完成すると嬉しいものです。


 


basekit:tron

以前のエントリーにも書いたのですが、この車は年によって改修されたりレストアを繰り返し、あるいはレプリカだったりと画像検索するとその表情がまちまちでどこを基準にするか悩みどころでした。
できるだけ一番最初の状態を表現したかったのですが、ディテールは中途半端なものとなり、古い画像はモノクロしか見つけられなかったことからボディカラーについても想像の域を出ていません。う~ん中途半端。
1/43スケールのミニカーを製作するようになってずいぶん経ちますがシルバーは難しいデスね、ってどの色を塗ってもいつも同じ事言ってる気がします(笑)。それ以前に下地処理がずいぶん甘かったと反省。


今回もお世話になっているショップに展示してもらいますのでしばらくお別れとなります。その代わりディスコボランテが帰ってきます、戻ってくるが待ち遠しいです。


2015/04/12

こういうステアリンングがあるんですね~。

仕事の方が忙しくなりあまり制作に集中できていませんが、ボチボチ進めています。
さて内装が中心の制作になり完成が近いんですが、まだまだ気になるところがありまして、大きなところではステアリングの制作が残っていました。
古い車のステアリングなら多にして木製だと思うのですが、この車のレストア後のものにはこういうロープでグリップ部分を巻いて滑りにくくした画像が古いCG誌に載ってました。(無断転載ごめんなさい)

実車が出た1947年当時にこういうステアリングだったかどうかは定かではないのですが、今回これをやってみたくなりました。

内装なので外からあまり見えないだけにこんなことをしてみましたが、ネット検索してもこういったステアリングは見つけられませんでした。あまり一般的ではないのかもしれませんがなんとなく昔の車っぽくて良い雰囲気です。スポークの数が違うのはご愛嬌ということで(笑)。

2015/04/05

ダメダメなウィンドウ貼り

ようやく完成が見えてきたと言いますか、早く次の車を手がけたいという思いが強くなってきまして、だんだん作業が雑になってきた気がします。
そんな時に繊細さが要求されるウィンドウの貼り付けをすればまぁ雑なこと、ウィンドウは傷だらけだし隙間だらけだしでとてもひどい有様で本当なら見せられたものではありません。
元々はバキュームパーツが有ったのですが合わせたところ全くサイズが合わなかったことから0.3ミリの塩ビ板を一つずつ切り出してチマチマと微調整しながら挟まるようにしましたが時間がかかりました。