daybreak43: 腕時計のオーバーホール

2016/01/31

腕時計のオーバーホール

車が好きな人は車以外にカメラだったり電車だったりとメカニカルなものが好きな方が多いと思います。

私といえば以前は自転車が好きだった時期もありましたが、そもそも運動があまり好きではないのでこれは長続きしませんでした。
1/43キットを作るようになってかれこれ25年になりますが、ほぼ同じ頃から興味を持って集めているものに機械式時計があります。いちいち説明するまでもありませんが簡単に言えば動力源を電池ではなくゼンマイを巻き上げることで機械を動かす、というものです。

最初に買ったのはアルバイト代を貯め込こみ学生の分際でオメガのスピードマスターというものを購入。あの当時宇宙に行った時計というエピソードにやられました。このスピードマスターには手巻きのプロフェッショナルと自動巻きのオートマチックとあり、宇宙に行ったのはプロフェッショナルの方でしたが、自動巻きの方が巻き上げなくて楽、という本来の趣旨と全く違うところを基準に安い方のオートマチックを購入。あの当時定価が14万円だったはずのものを8万円くらいで買った記憶がありますが今では考えられないくらいの安さでした。



その後社会人になってからもいくつか購入してきましたが、今一番使っているのはロレックスのエクスプローラー2というものです。
何日にも渡る洞窟探検の際に昼夜の判別がしやすいようにという理由から24時間で一周する24時間針が付いていることがが特徴です。
購入したのは長男が生まれた時に将来子供に譲ってあげたいという思いから奮発して購入したことを思い出します。本当はこの機種のファーストモデルを買うつもりでいたのですが、カミさんに負い目を感じ結局カミさんの分も購入、二つあわせてファーストモデル1個分の金額、アンティークは恐ろしいです、今なんて3倍くらいになってます、あの時買っておけばよかったと後悔しないわけでもないです。

さて購入してからトラブルもないまま使い続けたエクスプローラー2、快調なことから何のメンテナンスもせず使い続けることかれこれ12年、4、5年に一度はオーバーホールする必要があると言われている機械式時計において流石に使いすぎ、私自身と同じで見えないところがくたびれているだろうと思いオーバーホールに出そうと考えました。高価ではありますがあくまでも実用時計という考えを持っているのガンガン使っていたのであちこち擦り傷や打痕があり可哀想に思えたということもあります。
ロレックスのオーバーホールについては一般的には日本ロレックスに出すことが一番と考えられているようですが、色々な話しを聞きますのでその選定については金額や技術、保証期間などどこに基準を置くかで選び方も変わってくると思います。そのため安い金額でオーバーホールや修理を専門に行う工房があるのも事実、、一番なのは安くても高い技術を提供してくれるところ、と個人的には思います。絶対日本ロレックスが一番という意見もわかります。選ぶ基準は人それぞれです。

そこで今回お願いすることになった工房は極端に安いわけでもないですが、安くできない理由もはっきりとホームページに載せています。技術についてはかなりの腕があると見受けられたことからお願いすることにしました。作業はこれからなので如何とも評価できないので工房名は今のところは伏せますがさてどうなるでしょうか。


お願いしたいのだが遠方である旨をを告げると画像のような発送キットを送ってきてくれました。ここまでの対応は非常に素晴らしいものなので仕上がりが今から楽しみです。できあがるまでに1ヶ月かかるそうです。
帰ってきたらレビューしてみたいと思います。

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