daybreak43

2021/01/24

ホビーデザイン/アルファモデル     1/43PORSCHE SINGER(964) キットレビュー

相変わらず寒い日が続いておりますね。例年ですと1月より2月のほうが寒さが増しますので光熱費が心配になります。こちらでは普段あまり雪は降らないのですが、昨晩から今日の昼にかけて雪が降りました。家からスキー場まではそれほど遠くないので行こうと思えば行けるのですが、コロナを警戒すればおいそれとでかけて行くわけにもいきません。色々行動を制限していますので鬱憤が溜まります。巣ごもり生活をしてると、通販で余分なものを買っちゃうんですよね~、家にいれば小遣い残るかなと思ったけど逆でした。

さて、そんなわけで最近面白いキットを買ったので、久しぶりにレビューをしたいと思います。

ホビーデザインもアルファモデルも聞いたことが無いキットメーカーで、1/43キットとしては初めて出したみたいです。

そしてシンガー911というのも実はよく知らないのですが、メイクアップさんも完成品を出したりしていますので認知度は高いんでしょうね。比較的新しい車体を古い仕様にリメイク?して、古く見えるけど中身は新しいということで安心感があるのでしょう、よくわかりませんが、この車は964ベースですが細部は901のようになっているようです。なんでも964が生産数が一番多いのでそれをベースにしているというようなことをどこかで読んだ気がします。

このキットの存在は名古屋の専門店さんで扱っているのを知っていたのですが、気がついたときにはすでに再入荷待ちになっていてそちらで購入することができませんでした。そんな中で、ちょっとご縁があり購入することができました。でも届いたときにはすでに箱が歪んでいました(苦笑)。

気を取り直して早速中身を見ていきます。

どうやっても光って白っぽくなり写真がうまく撮れなくてすみません。
一見するとスターターやプロバンスのキットに見えますが、細かいディテールは繊細です。窓は外張りなのでその分段が落ちています。スジボリも細くきれいです。
シャシーは珍しく裏側が再現されており、このへんはルネッサンスっぽいです。内装フロアとリアシートが一体となっていますがシャシーとは別パーツです。ただ、シャシーについては薄すぎてすでに反りが出ています。フロアパーツも薄すぎて透けています。

細かいパーツがレジンなんですが気泡の混入も無いですしきれいに抜けています。ここまで細分化されていると塗り分けが楽で良いですね。


ウィンドウパーツ、枠が印刷済みなうえすでにカット済みです。イマイチ透明度が無いように見えますが、両面に保護のフィルムが張ってあります。保護の意味ではありがたいのですが剥いだときに糊が残らないか心配です。
エッチング、こちらも保護フィルムが両面に貼ってあります。

こちらもエッチング、シャシーのパーツが有るのにこれはどう使うのか、貼り付けて補強するのでしょうか。こちらも保護フィルムが両面に貼ってあります。

デカールは色々ありますので色違いを再現でできます。

フロント、リアの補助灯火類は、基部は別パーツでカバーは透明レジン、ヘッドライトも基部はレジンでカバーはバキューム、メタルインレットで車名を再現、このへんは昔のキットには無かったですよね、1/43としては目新しい表現方法だと思います。昔、タミヤのキットに入っていたのを見て「すげー」と思っていました。カット済みのウィンドウもそうですが、今ではガレージキットメーカーでもそういうパーツが用意できる時代になったんですね。

タイヤはパターンが入っています。結構柔らかいですし、ホイールにはめてもきつくないので後々割れるようなことはなさそうです。

説明書はこれだけ、細かい部品の取り付く位置については細かい説明がありません。どうせ実車の画像を探してきて参考にするからいいんですけど。

軽く大雑把に見てきましたが、総じて良くできたキットとだと思います。ここまで細分化され再現度が高いと作る側としてはいちいち削り取ったり作り直したりする必要が無いのは非常にありがたいです。

このメーカーのことはよく知りませんが、今後も続けてキットを出してくれることを期待したいです。

2021/01/11

1回目のサフを吹きました。

 更新したつもりで忘れていました。

改めてあけましておめでとうございます。

新年早々緊急事態宣言、また、北陸、日本海側では大雪と、各地で大変な思いをされている方々にはなんと申してあげて良いのか、語彙力のない自分にはかける言葉が見つかりません。

そうは言っても私の住んでいる地域だって感染者数が激増していますので、いつ非常事態宣言出されるか、雪だって他人事ではありません。今年は平穏無事な一年になってほしいと願うばかりです。


さて、相変わらずの312Pです。

3年以上使わなかったせいか、エアブラシのボタンの動きが悪かったので、年末に分解清掃。とりあえず年始休みの内にサフを吹くことができました。


画像で見るとそうでもないんですが、すごいあばただらけです。いまこのエントリーを打っている時点でパテ盛って削ってを何回繰り返していることか、全然前に進めません。

下地を整える作業はまだまだ続きます。

2020/12/27

リアマッドガードの制作

 今年も残すところあと僅か、まぁひどい年でしたね。仕事も私生活もこれまで当たり前だったことが通用しない、やることなすこと新型コロナの影響や対策を抜きにしては考えられない状況でした。

個人的に一番印象に残っているのが、3月、次男の卒業にて、密を避けるために在校生の見送りのない静かな卒業式でした。まともな卒業式が行えず悔し涙を流していた担任の先生、ここまで生徒のことを思っていてくれていたのかと思うとこちらもウルウルしてしました。

ここに来て感染者数がどんどん増えていくなか先行きの不透明感は拭えませんが、新年は良い年になってほしいと切に願います。


さて、切り飛ばした部品の新造はまだまだ続いています。

そのなかで大きな部品、リアタイア後ろの泥除け、マッドガードで良いのか?の部品を作りました。

これだけだとなんだかよくわからないですね。



付けるとこんな感じです。

だいぶ形になってきました。


今年の更新は今回が最後です。みなさん(見てる人いるかな?)良いお年をお迎えください。

2020/12/13

スジボリをなんとかしてみたけど

 相変わらず牛歩です。


皆さんそうだと思いますが年末はなんやかんやとやることが多くなるので時間が取れません。

「あいつまたダメか」と思われますのでちょっとのことですが更新しておきます。



キットではパネルラインの筋が太かったり細かったり左右で位置が違ったりと色々大変です。幸いなのはこの車、パネルラインのほとんどが直線なので、デザインナイフで目立てしてからタガネで深く彫ります。元のラインはパテ埋め。



コクピット両サイドのNACAダクトもいびつな形をしているので修正。

なかなか左右同じにはできませんでしたが、エッジだけは立てておきました。


あとは全体的にパテを持って修正。


この作業はまだ続きそうです。

2020/11/23

タイヤの制作

 仕事のほうが慌ただしく模型どころではないのですが、昨日は休みでしたのでタイヤを作りました。

キットに付属しているタイヤは、ポリのようなものなんですが、柔軟性がなくホイールにはめることができませんでした、もっともはじめから使おうとは思っていませんでしたからいいんですけど。


付属タイヤから採寸しABS樹脂を旋盤で挽いてそれとなく。久しぶりに挽いたのでカンが戻らない、随分時間を費やしてしまいました。しかし、頭がリセットされたことで新たな気付きがありました。


取り付けてみたら車らしくなってきました。


問題はホイールで、真円が出ていないしキャストが悪くリムもガタガタです。どうしたものか…。

2020/11/08

前後のフィンを作りました

 寒くなって来たと思ったら今日(2020.11.8)は、一転昼間で20度を超えて暑い日になりました。

紅葉も色づいてドライブ日和ですが閉じこもって制作してます。


ボディの整形過程で削ってしまったヘッドライト脇のフィンとリアウィングのステーを作りました。

前回更新時に忘れていたリアフェンダー前のインテークを開口しています。

NACAダクトはダルダルなので今後整形して行く予定です。


フロントのフィンの取り付けには、ボディに筋を掘っておいてそこに差し込むというか乗せて固定する予定。


リアの方は、接着だけではウィングを着けたときに自重で取れてしまうと思ったので、ボディに穴を開けておきステーにはダボを着け差し込めるようにしました。


2020/11/01

ボディの成形

ちょっと時間があったので気になるボディの整形から。
まずは色々有ると邪魔になるものをを削り取ってしまいました。

ヘッドライトは一体なので削ってますし、小さいので大きく広げています。

運転席周りの肉厚がある所を薄く削ってます。

ヘッドライト脇の垂直のフィン、リアウィングステーもディティールが曖昧なので一旦削ります。

前回投稿からここまででトータル3時間くらいしか作業できていません。始めたものの関係できるのか心配、手を抜くところは抜いてとにかく車として形にする。こだわりは持ちすぎないことを意識して行こうと思います。

2020/10/24

フェラーリ312P ル・マン1974 制作スタート

さて何を作ろうか色々悩んでいるうちにまた時間が経っていまいました。

重い腰を上げて作る気になったのは、環境が以前と変わったこともありますが、お友達のWs43さんの恒例企画の「皆で作ろう」が久しぶりに再開、第10回皆で作ろうがスタートしましたのでエントリーしたいと思います。
今回のお題はル・マン出場者とのことです、長い歴史のあるレースで更に知名度も高いので、キットについては手持ちの中から見つければよいのですが、逆に色々あり過ぎで何を作るか迷いました。
参加資格は、ル・マン出場車は当然ですが、2000年までと決められています。まぁそれ以降の車なんてロクにキットがないので妥当なところなんでしょう。

で、じゃぁ何を作るか条件を定めました。
1.ブランクがありますのであまり手のかかるキットは作りたくない
2.あまりネットでも作っている人がいないマイナーな車
3.久しぶりにフェラーリが作りたい
4.お手つきキットを減らしたい

そんな条件でゴソゴソしたところこんなキットを見つけました。

フェラーリ312P ル・マン1974年出場です。

こんな車、で、キットはミニレーシング。
ミニレーシングってみんなあまり良い印象ないんじゃないでしょうか。このキットも形がゆるいしパーティングラインもいびつです。
中古を購入しましたので若干手が入っています。

今回一番問題なのはデカールかもしれません。
ご覧の通りかなり変色しています。

完成期限は来年の9月末なので、のんびりやっていこうと思います。

2020/10/10

すっかりゴブサタ

 3年以上ほったらかしにしていたので見ている人はいないでしょう。

言い訳になっちゃいますが生活リズムが変わり模型を作る時間が取れなくなったのが一番でしょうか。

子どもたちも成長しそれぞれに対して更に時間を割いてやらなければならない状況でした。今後もあまり変わらないと思いますがたまには更新しなければと思います。

生活リズムの変化と同じくらいに職場環境の変化も大きいかな、特にこの5年はハイペースで仕事してたので心身とも壊しましたよ、何度仕事をやめようと思ったことか。これからは自分のペースでしっかりこなしていことう思います。

あと、未だにブログ更新するのは時代遅れかもしれませんがSNSにプライベートを掲載することにどうしても抵抗があります。SNSやってないわけではないですがもっぱら見るだけ、それなので今後も、特に趣味についてはこちらに投稿していきます。


それにしてもこのブログのUIがすっかり変わってしまい色々戸惑ってます、うまく更新できるのか心配。

2017/03/16

FERRARI250GTO64 リアウィンドウまわりの修正

またまた更新間隔が空いてしまいました。なんだか最近公私ともに色々と忙しくてあまり模型に触りたくないなって思ってたのが理由です。
そんなこと言っているといつまでも完成しないのでボチボチと、手を動かしていればいつか完成すると思って頑張ります。
さて今回は外側での一番の難所と思われるリアスポイラーとウィンドウに手を付けました。
この部分は成形がどうも甘い、窓枠はモールドされていますがウィンドウはバキュームとなるとリアリティに欠けるかなと思ったので枠は作り直すことにしました。
元はこんな感じでした。

ここで窓枠は削り取ってしまって0.5ミリ×0.5ミリの真鍮角線を焼きなましクネクネまげて枠にします。


この車はリアウィンドウが引っ込んでいるので調整するのに難儀しましたがどうにか、いや結構隙間だらけですがなんとか。塗装すればクリアランスが狭まると信じてこれでオッケーにしました。
スポイラーを付けるとこんな感じ、やった甲斐があったのか微妙。スポイラーはキットのままだと幅が狭いためハンマーで軽くたたいて伸ばして調整してます。

スポイラーは半田付けを失敗すると自信をもって言えるので接着にて固定します。

これでガワは大体なんとか終わりましたかね。